1.はじめに 歯科衛生士の採用難が続いている。 「全国歯科衛生士教育協議会資料」によれば、令和4年度(令和5年3月卒業)は、就職者6,371名に対し、求人人数は148,289名で、求人倍率は23.3倍と過去最大の求人倍率となった。歯科衛生士を増やすにはどうすればよいのだろうか。 2.産業界との賃金格差が縮小している 採
コロナが収束し、患者が受診控えから戻りつつありますが、クリニックの採用はますます困難になっています。採用に費用をかけても適切な人材を獲得できない、採用した人材がすぐに退職してしまうという悩みを抱えています。ポストコロナ時代のクリニック採用戦略を考える上でのポイントをご紹介します。 ■患者の受診行動の変化 コロナの影響で、患者の
ハラスメント研修の重要性と実施に向けたアプローチについて 医療機関において、ハラスメント防止は極めて重要なテーマとなっています。 患者の安全を確保し、医療の質を向上させるためには、職場内でのハラスメントを防ぐことが必要です。このコラムでは、医療機関向けのハラスメント研修の必要性と実施に向けたアプローチについて纏めてみました。
歯科衛生士の採用が難しくなっています。 いまや学卒歯科衛生士が選ぶのは、給与水準だけではありません。「休めること」も第一優先になっているのです。そのため、「年間休日120日以上」、週休3日あるいは午後6時終業で土日休み、という医院に人気があります。求人サイト「グッピー」のこだわり検索のメニューにも「年間休日120以上」がありますが、