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歯科経営
2021年05月31日
質問内容

歯科医院の従業員の管理業務の役割分担について教えてください。

コンサルからの回答

 歯科医院の場合、従業員の人数もそれほど多くないため、 組織という明確化したものがないことが多いと思います。 しかし、責任の所在が曖昧な場合、同じ失敗やミスを何度もかさねることになります。 特に困るのは、材料や薬品の管理です。 欠品すると診療ができなくなることがあるからです。 これでは患者さんの満足は得られないと思います。

 歯科医院の管理で必要なのは、次の役割です。

 1.薬品や材料などの在庫管理係
 2.器具の修理などの維持管理係
 3.滅菌・消毒の管理係
 4.院内の清掃管理(診療室と待合室)係
 5.朝礼や従業員ミーティングなどの記録係
 6.患者満足向上と苦情処理係
 7.受付、歯科衛生業務、歯科助手業務それぞれの教育研修係 などです。

 たとえ3人から4人の従業員であっても、院内で必要な業務の担当をお願いし、 責任と権限を委譲します。 そして、次のような組織図を作って院内の消毒コーナーなどに掲示しておきます。

院長 ┳ 主任衛生士 ┳ 歯科衛生士(*1)
   ┃       ┗ 歯科助手(*2)
   ┗ 受付主任  ━ 受付(*3)

*1:在庫管理係、器具修理維持管理係
*2:滅菌・消毒管理係、診療室清掃係
*3:待合室清掃管理係、記録係、患者満足係

 このように組織図や名刺を作ったり、(意外に医療機関の従業員には名刺がありません。)、 担当分野についても一方的に決めず、本人の意見を聞くようにしたりすると、 やる気が出てきて、院内の雰囲気が改善していきます。


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回答は、医療機関等の個別の事情によって異なる場合があり、あくまで一般的な例示となっています。
回答の内容が正しく有効であることを必ずしも保証するものではありませんので、それぞれの分野の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。

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