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医業経営に関する無料相談

事業承継
2021年05月31日
質問内容

第三者承継についてメリットとデメリットを教えてください。

コンサルからの回答

1.開業を希望する側
(メリット)
(1) 少ない資金で開業が可能となります
(2) 既存の患者を引継いで開業するため、医院経営も軌道に乗りやすい
(3) 病床の増床や新病院開設などが比較的容易に可能となります
(4) 新規病院開設などによる効率的な病院経営の実現が可能となります
(5) 病院の機能分化、専門化を推進することができます
(6) 既設病院との連携による患者へのサービス強化が推進できます
(7) 人材の確保ができます

(デメリット)
(1) 円滑な承継が出来ないと患者の確保が困難となります
(2) 売買価格の設定が的確に行われない場合、後々の金銭トラブルになる可能性があります

(留意点)
(1) 引き継ぐ医師は1~2ヶ月位は現経営者(院長)の元で給与をいただきながら働き、 患者さんに安心感を与えながらスムーズに引継ぐ
(2) スタッフを「そのまま引継ぐ」か「引継がないか」よく吟味する(新しい医師の診療方針・スタイルについていけるかどうか)
(3) リニューアル開業する場合、既存の立地による
(4) 個人開業医よりは医療法人のほうが事業承継しやすい
(5) 前経営者(院長)の開業時代とマーケット(診療圏)が変化している可能性が高いので、 場合によっては診療圏調査をし、診療科目の見直しも検討する

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2.譲渡を希望する側
(メリット)
(1) 自身で築いてきた医院に新たな医師が開業し、閉院することもなく、地域医療の確保に貢献できる
(2) 長年に渡り地域医療に貢献してきた対価として創業者利益を得ることができる。
(3) 譲渡することで患者に対して引き続き医療行為を継続できる。
(4) 借入金などに対する個人保証や担保提供を外すことができる。
(5) 労務問題や資金繰り問題から解放され、本来の医業への集中ができる。
(6) 後継者問題を解決することができる。

(デメリット)
(1) 売却代金が自分の思っている金額にならない場合がある

(留意点)
・売買価格の設定はトラブル防止のため必ず専門家を入れる(公認会計士・税理士等)

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回答は、医療機関等の個別の事情によって異なる場合があり、あくまで一般的な例示となっています。
回答の内容が正しく有効であることを必ずしも保証するものではありませんので、それぞれの分野の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。

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