医業経営に関する無料相談
医療機器の導入を計画していますが、取得するかリースにするか迷っています。そこで取得とリースの違いを教えてください。
取得の場合とリースの場合の違いとして次のような事項が考えられます。
1.費用化の観点その1
取 得:法定耐用年数で減価償却
リース:法定耐用年数より短い期間で費用化が可能。(但し法定耐用年数70%以上)
2.費用化の観点その2
取 得:定率法の採用により導入時に前倒しで償却が可能
リース:償却額の計算はリース期間定額法のみ
3.資金の観点その1
取 得:キャッシュで一括取得した場合、資金が一気に目減りしてしまう
リース:毎月のリース料が一定額なので資金が平準化される
4.資金の観点その2(定期的に買い換える場合)
取 得:買い替え時期を見据えて計画的に資金を貯えておく必要がある
リース:買い替えても支払額は比較的平準化されている
5.資金の観点その3
取 得:買取りなので以後買取りに関する支出はない
リース:リース満了しても物件所有はできず再リース料を払い続けることになる
6.ランニングコスト管理の観点
取 得:固定資産税や保険料などの支払が生じるため支払・経理事務等の負担が生じる
リース:予めリース料に含まれているので取得に比べ事務負担が軽減される。
7.所有権の観点
取 得:所有権を持ち、いつでも売却可能
リース:所有権はリース会社にあるため売却できず、解約すれば違約金が発生する
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回答は、医療機関等の個別の事情によって異なる場合があり、あくまで一般的な例示となっています。
回答の内容が正しく有効であることを必ずしも保証するものではありませんので、それぞれの分野の専門家にご相談いただくことをお勧めいたします。