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歯科経営
2022年05月31日

マーケティング・ヒント「梅雨に備え、見せるコロナ対策を強化しよう」

 6月に入りました。コロナ禍のなかで3回目の梅雨を迎えます。梅雨時は、マスコミで「歯と口の衛生週間」が報道されるため患者が増える時期です。しかし、患者さんにとってはいまだに、「歯医者は感染リスクが高いところ」です。そのなかで、傘の忘れ物や、突然の土砂降りでのキャンセル、待合室にカビが発生など、毎日面倒な事件がおきがちです。そのため、「患者さんに見せる感染予防」を強化しましょう。
 すでにコロナ対策も2年以上が経過し、清潔感が失われているところもでていると思います。次のチェックポイントで院内を見直しましょう。

1.ポスターなど2年が経過して古く汚れていませんか?汚れたり破れたりしていたら、新しく作り直しましょう。
2.受付のビニールやアクリル板が汚れたり曇ったりしていませんか?この際、新しいものに交換することも考えましょう。
3.自動体温計で計測しない患者やアルコール消毒をしない患者が横行していませんか?医院の感染予防体制にクレームがでた医院もあります。自動消毒液噴出装置付自動体温計の設置や、あえて受付が体温計で計測することも検討してみましょう。
4.待合室の椅子のソーシャルディスタンスの表示は汚れていませんか?特に座面は必ず患者さんが確認するところです。新しく作り直しましょう。
5.いつの間にかフェイスシールドをやめていませんか?フェイスシールドは飛沫からの顔面の感染防止効果があるだけでなく、患者さんからみて安心感につながります。ゴーグルと一緒に必ず装着しましょう。
6.グローブのまま、あちこち触っていませんか?多くの人が手で触る場所が感染防止対策の重要ポイントです。診療用のグローブを着用したままあちこち触らないことが大切です。
7.院内のアルコール清拭は続けていますか?次のところは頻回に清拭しましょう。①トイレ:特に、水洗レバー、洗面台の蛇口、台の手元、照明スイッチ、②部屋の出入口:ドアノブ、照明スイッチなど、③各種のスイッチ:エアコンのスイッチ、温度調節スイッチなど、④器具:パソコン、レセコンのキーボード、プリンターのスイッチ、iPad画面など、⑤取っ手・引き出し:消毒棚のノブ、引き出しのノブ、オートクレーブなど器具の取っ手、⑥スイッチなど:照明ランプの取っ手、スイッチ、ユニットのコントロールパネル、ユニットテーブルの上や前面など。
さらに、梅雨時はいろいろな事件が起きます。傘の置き忘れや間違いはつきものです。逆に、雨が降り出して傘がないお客様には、貸し傘を用意している歯科医院も多いでしょう。雨の日タオルもすぐに開始しておきましょう。
そして、梅雨時におきがちなトラブルに対して、スタッフミーティングで対応を話し合っておきましょう。
            以上

執筆コンサル

木村  泰久

木村 泰久

(株)M&D医業経営研究所
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