病医院経営の今をお伝えするコラム
登録販売者(医薬品登録販売者)について

はじめに…
2021年の私の働き方改革として、自己研鑽も鑑みて、また、さらなるスキルアップの為、公的または、国家資格を取ろうと決めた。
そして、認知度があり、最も注目されている人気資格として登録販売者(正式名は、医薬品登録販売者)試験を受験する事にした。
身近に出来る働き方改革として、もっとより多くの人知って欲しく、登録販売者試験と資格について論述したい。
〇登録販売者試験について
(メリット)
・登録販売者試験は、年齢制限や学歴など受験要件は一切ないので誰でも受験出来る
・試験日が違えれば、複数県にて受験が可能(すべり止め受験が可能)
(但し、2021年は、越県受験は新型コロナウィルス感染拡大防止の為、抑制された)
・合格率は、30%~60%(ブロックごとに差異はあり、上図は全国平均値、2020年はコロナ渦で少し下がったが、2021年度の受験者は、過去最高と予想)
・試験に合格しても、直ぐに仕事につかなくても、合格に対しての失効は、今の所ない。
(継続費用は発生せず、権利も自然継続される)
(デメリット)
・この試験対策(ノウハウなど)が余り知られてないので、初回で合格する事は困難
・医薬品や薬事関係法規についての多くの知識が必要
〇登録販売者になるのは
登録販売者試験に合格して直近の過去5年以内に2年以上の薬剤師か店舗管理者・管理代行者の要件を満たした登録販売者の指導のもとで、実務経験があることが条件
(メリット)
・資格は公的又は国家資格である事 ※1
・直近の5年間については、試験合格以前も算入出来て、正社員である必要がなく、パートやアルバイトでも通算時間換算が可能であるし、売り手市場なので時給も比較的厚遇
・店舗管理者(開業)にもなれる。
・就職氷河期でも、働き場所は多数あり
(例、ドラッグストアや薬局、他にも、ホームセンターやスーパー、大型電気店、コンビニエンスストア、さらに、コスメアドバイザー(医薬品やサプリの案内)や介護施設(介護福祉士・ケアマネージャーの服薬指導)でもニーズがあるという)
〇登録販売者が販売できる医薬品
登録販売者は、薬局やドラッグストアなどで販売される市販薬(一般用医薬品)のうち、「第二類医薬品」「第三類医薬品」を販売できる。
「第二類医薬品」「第三類医薬品」は市販薬の90%以上を占めており、かぜ薬・解熱鎮痛剤・便秘薬・胃腸薬・ビタミン剤をはじめほとんどの市販薬はこちらに該当する。
【 考 察 】
コロナ渦で、セルフメディケーションはより身近になった。
特に、大成長をしたのは、大手ドラッグストアで、その理由のひとつとしては、食品、生活用品などスーパー並みの品揃えでポイント還元も充実して、ドラッグストア1店舗で全てが完結してしまい、コンビニや大手スーパーをも飲み込んでしまった。
下図の様に右肩上がり今もさらにスピードを上げて現在でも店舗数を増やしている。
まさに、まず登録販売者試験に合格し、実地研修を受ければ(メリットを参照)、特に子育て世代(子育て支援)や就職氷河期の現在の就職難に対して全世代型の資格である事は間違いない。
最後に、登録販売者試験についてのデメリットの部分を、クリアしてしまえば、これ以上の資格は、存在しないだろう。
私も、この試験には、短期間の学習となった為、大分苦戦した。
(詳細は、当ホームページのブログなどを参照して下さい)
この時に、自分は、コンサルタントではないかと自覚し、コンサルタント目線で、タイムテーブル、プランニングの見直しから始まりマーケティング、試験内容分析、PDCAサイクル、SWOT分析、戦略分析などを駆使し、1発合格出来た。
登録販売者試験についてのロジックやエビデンス、ノウハウは全て手に入れた。
幸いにも専門的授業については、各先生方との協働作業のお約束を頂いている。
そして、私は、コンサルタント目線からのムリ・ムダ・ムラのない学習方法やまだ誰も実践していない合格へ近道などこれらの事を多くの受験者に教授したく『医療コンサルタントが登録販売者試験合格をコミットする(仮)』教室を「私の新たな働き方改革」として開講する事にした
(セミナー講師、教室、ZOOM対応、オンデマンド方式など、どの様な形式にも対応したく、まずはご相談下さい、当ホームページ(http://yuumei-consulting.com/)にても紹介しております)
※1登録販売者の資格種類として、文部科学省が発行する国家資格一覧は「都道府県が試験を行う国家資格」として記載し、厚生労働省の国家資格一覧には記載していないが、総務省の国の資格制度一覧には記載がある。
しかしながら都道府県知事から認定される国が任用する公的資格とも捉えられるため、はっきりとした国家資格とはいえないという意見もある。『ウィキペディア(Wikipedia)より』
