病医院経営の今をお伝えするコラム
採れるクリニック vs 採れないクリニック
【採用に必須「三種の神器」】
「求人を出しても応募が来ない」
「やっと採用できても、すぐに辞めてしまう」
クリニックから、こうした悩みをよく聞きます。
クリニックは条件が悪いから
仕方ないと片付けていませんか?
しかし、実際に採用がうまくいっているクリニックと
採れないクリニックの決定的な違いはそこではありません。
今の求職者は、求人票だけで応募することはありません。
まず求人票を確認し、
「少し気になる」と感じた段階で、
スマホでもっと詳しく調べに行きます。
ホームページはあるか。
どんな診療方針なのか。
どんな人が働いていそうか。
職場の雰囲気は自分に合いそうか。
こうした情報を集めながら、
「ここで働く自分を想像できるかどうか」を判断しています。
このとき、求職者が欲しい情報があるかどうかで
もっと知りたいと思ってもらえるか
関係ないとスルーされるかが決まります。
条件を詳しく調べるまでもなく
その存在そのものが無視されてします。
これが、応募が集まらない大きな理由です。
採れるクリニックには、ある共通点があります。
求人票を充実させるだけでなく
求職者が応募するために欲しい情報を
しっかり求職者目線で整えています。
だから、ブラックボックスのようは不安を感じることなく
自分の将来を描いて、応募してみようと思うわけです。
その時、必要なのが、
「ホームページ」「採用ページ」「SNS」
私はこれを、
採用に必要な「三種の神器」と呼んでいます。
求人票だけでは不十分です。
これは入口であり、関心を持ってもらうためのものです。
ここがスカスカだったら、そもそも興味は持たれません。
求人票を見て、少しでも興味を持つと次に行くのが
三種の神器 一つ目 「ホームページ」です。
「ホームページ」は、今までにもまして重要です。
診療への考え方、クリニックとして大切にしている価値観、
自分の将来を賭けることができる職場かどうかを確認します。
二つ目は、「採用ページ」です。
採用ページは、患者や取引先向けのホームページとは違い
求職者向けの情報をしっかり充実させた採用専門のホームページです。
どんなスタッフがどのように働いているのか。
求人票・ホームページでは書ききれない情報を補完します。
三つ目が、日常の雰囲気や人が伝わる情報です。
それは、SNSが一番得意なところです。
映える写真なんて不要です。でも
「ここで働くと、
こんな毎日になるのだな」と
具体的に想像できることが重要です。
この三つが揃うことで、
求人票を見た求職者は安心して次のステップに進めます。
逆に、どれか一つでも欠けていると、
応募前に不安が勝ってしまいます。
採用を変えるために必要なのは、
特別なテクニックではありません。
「自分たちは、何を伝え、何が伝わっていないのか」
この視点で情報を整理し直すことです。
採れるクリニックは、
偶然うまくいっているわけではありません。
求職者の行動を理解し、
それに合わせた準備をしています。
条件を上げる前に
自社の発信状況をもう一度、
求職者目線でしっかり
確認しましょう。

